Excel関数入門:TBILLPRICE関数の使い方【米国財務省短期証券の価格を求める】

TBILLPRICE関数 は、米国財務省短期証券(T-Bill)の額面100あたりの価格を求める関数です。
受渡日・満期日・割引率が分かっているときに、短期国債が現在いくらの価格になるかを計算できます。

この記事では、TBILLPRICE関数の使い方をわかりやすく解説します。


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TBILLPRICE関数とは?

TBILLPRICE関数は、短期国債の割引率をもとに、額面100あたりの価格を求める関数です。

満期時の受取額は100と決まっているため、そこから割引率に応じて、受渡日時点の価格を逆算します。


書式

=TBILLPRICE(受渡日, 満期日, 割引率)

引数の説明

  • 受渡日:短期国債の受渡日を指定します。
  • 満期日:短期国債の満期日を指定します。
  • 割引率:短期国債の割引率を小数で指定します。(9%なら「0.09」と入力します。)

TBILLPRICE関数の使い方

受渡日:2026/4/1
満期日:2026/9/15
割引率:4%

=TBILLPRICE("2026/4/1","2026/9/15",0.04)

この式では、受渡日が2026年4月1日、満期日が2026年9月15日、割引率が4%の短期国債について、額面100あたりの価格を求めています。

結果 → 約98.14

これは、「将来100円で受け取れるものを、今は98.14円で購入できる」という意味になります。

短期国債は満期時に100で償還されるため、TBILLPRICE関数はそこから割引率分を差し引いて、現在価格を計算します。割引率が高いほど現在価格は低くなり、割引率が低いほど現在価格は100に近づきます。

このようにTBILLPRICE関数は、
「割引率が分かっている短期国債が、今いくらで取引されるか」を確認したいときに便利です。


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注意点

  • 受渡日から満期日までの期間は1年以内である必要がある
  • 日付は 満期日 > 受渡日 の順で指定する
  • 無効な日付を指定すると #VALUE! エラーになる
  • 割引率が0以下の場合は #NUM! エラーになる
  • 日付を文字列で直接入力すると環境によってはエラーになることがあるため、DATE関数の使用が安全

関連関数

関数名説明
TBILLYIELD関数短期国債の利回りを求める
TBILLEQ関数短期国債の債券換算利回りを求める
PRICEDISC関数割引債の価格を求める
DISC関数割引率を求める
YIELDDISC関数割引債の利回りを求める

まとめ

TBILLPRICE関数は、短期国債の割引率から額面100あたりの価格を求める関数です。
満期時に100で償還される短期国債が、現在いくらで買えるかを把握できます。

短期国債の価格を確認したいときや、割引率との関係を理解したいときに役立つ関数です。

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