TBILLYIELD関数 は、米国財務省短期証券(T-Bill)の利回りを求める関数です。
割引債の一種である短期国債の価格から、年利ベースの利回りを計算できます。
短期間の投資の収益率を確認したいときに便利な関数です。
TBILLYIELD関数とは?
TBILLYIELD関数は、受渡日と満期日、価格をもとに、短期国債(T-Bill)の利回りを求める関数です。
利息の支払いがなく、満期時に額面で償還される割引債の利回り計算に対応しています。
書式
TBILLYIELD関数の書式は次のとおりです。
=TBILLYIELD(受渡日, 満期日, 価格)
引数の説明
- 受渡日:証券を購入する日を指定します。
- 満期日:証券の満期日を指定します。
- 価格:現在の価格(額面100あたり)を指定します。
TBILLYIELD関数の使い方
TBILLYIELD関数を使うと、短期国債を割引価格で購入した場合に、どれくらいの年利になるかを簡単に求めることができます。
ここでは、実際の数値を使って利回りを計算する例を見ていきます。
受渡日:2024/4/1
満期日:2024/10/1
価格:98

=TBILLYIELD("2024/4/1","2024/10/1",98)
この式は、98で購入した短期国債の利回りを求めています。
この場合、
- 購入価格:98
- 満期時:100
👉 利益は「2」
さらに、期間は約6か月のため、この利益を1年あたりに換算した結果が 約4.01% です。

4.01%は、短期国債を割引価格で購入した際の利益を年利換算した収益率を表しています。
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活用例
TBILLYIELD関数は、短期国債の利回りを確認したいときに使われます。
短期の安全資産の収益性を評価したり、他の投資商品と比較する際に役立ちます。
注意点
- 満期日までの期間は1年以内である必要がある
- 価格は額面100あたりで入力する
- 利息の支払いはなく、割引債として扱う
- 日付は 満期日 > 受渡日 の順で指定する
- 日付や数値が不正だとエラーになる
関連関数
| 関数名 | 説明 |
|---|---|
| TBILLPRICE関数 | 短期国債の価格を求める |
| TBILLEQ関数 | 短期国債の債券利回り(債券ベース)を求める |
| YIELDDISC関数 | 割引債の利回りを求める |
| DISC関数 | 割引率を求める |
| PRICEDISC関数 | 割引債の価格を求める |
まとめ
TBILLYIELD関数は、短期国債(T-Bill)の利回りを求める関数です。
価格と満期時の差額から年利換算の収益率を計算できます。
短期投資の評価に役立つ関数として、覚えておきたい関数のひとつです。

