PRICEDISC関数 は、割引率と償還価額が分かっているときに、受渡日における割引債の現在価格(額面100あたり)を求める関数です。
将来受け取る金額から現在の価値を逆算することで、割引債の現在価格を簡単に求めることができます。
PRICEDISC関数とは?
PRICEDISC関数は、割引率をもとに、満期時に受け取る金額(償還価額)から割引債の現在価格(額面100あたり)を求める関数です。
将来の価値を現在価値に割り引くことで、受渡日における適正な価格を算出します。
書式
=PRICEDISC(受渡日, 満期日, 割引率, 償還価額, [基準])
PRICEDISC関数の使い方
たとえば、次の条件の割引債の現在価格を求めます。
受渡日:2022/4/1
満期日:2025/4/1
割引率:0.5%
償還価額:100

=PRICEDISC("2022/4/1","2025/4/1",0.005,100)
この式を実行すると、割引率と償還価額から現在価格が求められます。
結果 → 98.5

この結果の 98.5 は、満期時に100を受け取る割引債の現在価格(額面100あたり)を表しています。
今回の条件では、
- 償還価額:100
- 割引率:0.5%
- 期間:約3年(2022/4/1 ~ 2025/4/1)
となっており、「3年後に100もらえるものは、今は98.5の価値」という意味になります。
98.5は、割引率0.5%をもとに算出された割引債の現在価格であり、満期時に100を受け取るために今いくらで購入するのが妥当かを示しています。
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活用例
PRICEDISC関数は、割引債の現在価格を把握したいときに役立ちます。
割引率から現在価格を求めることで、投資が割安かどうかを判断できます。
また、YIELDDISC関数と組み合わせることで、利回りと現在価格の関係を理解することができます。
注意点
- 結果は額面100あたりの価格として返される
- 割引債の現在価格を求める関数である
- 日付は 満期日 > 受渡日 の順で指定する
- 日付や数値が不正だとエラーになる
関連関数
| 関数名 | 説明 |
|---|---|
| YIELDDISC関数 | 割引債の利回りを求める |
| RECEIVED関数 | 満期時の受取額を求める |
| DISC関数 | 割引率を求める |
| INTRATE関数 | 投資額ベースの利率を求める |
| PRICE関数 | 通常の債券の価格を求める |
まとめ
PRICEDISC関数は、割引率と償還価額から割引債の現在価格を求める関数です。
将来の受取額を現在価値に換算することで、適正な購入価格を把握できます。

