YIELDDISC関数 は、割引債(ディスカウント債)の利回りを求める関数です。
割引債は、額面より低い価格で購入し、満期時に額面で償還されることで利益を得る仕組みの債券です。
この関数を使うことで、価格差から得られる実質的な利回りを簡単に計算できます。
YIELDDISC関数とは?
YIELDDISC関数は、利息の支払いがなく、価格差で利益を得る債券(割引債)の利回りを求める関数です。
クーポン(定期利息)がないため、購入価格と償還額の差をもとに利回りが計算されます。
書式
YIELDDISC関数の書式は次のとおりです。
=YIELDDISC(受渡日, 満期日, 価格, 償還価額, [基準])
引数の説明
- 受渡日:債券を購入する日を指定します。
- 満期日:債券の満期日を指定します。
- 価格:債券の購入価格(額面100あたり)を指定します。
- 償還価額:満期時に受け取る金額(通常は100)を指定します。
- 基準(省略可):日数計算方式を指定します。
YIELDDISC関数の使い方
たとえば、次の条件の割引債の利回りを求めます。
受渡日:2024/4/1
満期日:2025/4/1
価格:95
償還価額:100

=YIELDDISC("2024/4/1","2025/4/1",95,100)
この式を実行すると、価格差から算出される利回りが求められます。
結果 → 5.26%

この結果の5.26%は、割引債を95で購入し、満期時に100を受け取ることで得られる実質的な年利回りを表しています。
この債券では、購入価格95に対して満期時に100を受け取るため、差額の「5」が利益になります。この利益を投資額に対する割合で見ると、
5 ÷ 95 ≒ 5.26%
となり、これが利回りとして表されています。
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活用例
YIELDDISC関数は、割引債の投資判断に利用されます。
価格差からどれくらいの収益率が得られるかを確認できるため、他の金融商品と比較する際に役立ちます。
注意点
- 利息の支払いがない割引債専用の関数である
- 価格は額面100あたりで入力する
- 日付は 満期日 > 受渡日 の順で指定する
- 基準の指定によって結果が変わる場合がある
- 日付や数値が不正だとエラーになる
関連関数
| 関数名 | 説明 |
|---|---|
| DISC関数 | 割引率を求める |
| PRICEDISC関数 | 割引債の価格を求める |
| YIELD関数 | 通常の債券の利回りを求める |
| PRICE関数 | 通常の債券の価格を求める |
| RECEIVED関数 | 満期時の受取額を求める |
まとめ
YIELDDISC関数は、割引債の利回りを求める関数です。
利息のない債券でも、価格差から収益率を計算できます。
割引債の評価や投資判断を行う際に、覚えておきたい関数です。

