データの順位を求める際に便利な RANK関数 ですが、同じ値が複数ある場合、順位の扱いが課題になることがあります。そこで登場するのが RANK.AVG関数 です。
RANK.AVG関数を使えば、同順位が発生したときにその順位の平均値を返すことができ、より柔軟な順位付けが可能になります。
RANK.AVG関数とは
RANK.AVG関数は、指定した数値がデータ範囲内で何位かを求める際、同じ値が複数ある場合には平均順位を返す関数です。
- 大きい順・小さい順どちらにも対応
- 同順位の処理を平均値で返すので、統計分析などで有用
書式
=RANK.AVG(数値, 参照範囲, [順序])
引数の説明
- 数値:順位を求めたい値
- 参照範囲:比較対象となるセル範囲
- 順序:0または省略で降順、1で昇順
RANK.AVG関数の使い方
例:売上ランキング(同順位あり)
売上データから、担当者の順位をRANK.AVG関数で求めてみましょう。

RANK.EQ関数が“同点は同順位”で表示するのに対し、
RANK.AVG関数は 同順位の平均順位を返す という違いがあります。
=RANK.AVG(C3,$C$3:$C$7,0)
第3引数「0」は「降順」を意味し、売上額が高いほど1位になるように順位をつけます。

鈴木さんと高橋さんは同じ920,000円なので、
RANK.AVG関数はそれぞれに「2位と3位の平均=2.5位」を返します。
このように同順位が発生した場合、RANK.EQ関数では「どちらも2位」になりますが、
RANK.AVG関数では「2.5位」と順位の平均値で表現されるのが特徴です。
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まとめ
RANK.AVG関数は、同順位がある場合に平均順位を返すことができる便利な関数です。
昇順・降順どちらにも対応し、RANK.EQ関数と使い分けることで、データの特性に合わせた柔軟な順位計算が可能になります。
成績や売上データのランキング処理など、実務で幅広く活用できます。
関連記事:RANK.EQ関数の使い方



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