Excelで「複数の条件のうち、どれか1つでも当てはまればTRUE」と判定したいときに使えるのが OR関数 です。
条件式を複数まとめて「いずれかがTRUEならTRUE」と返してくれるため、IF関数などと組み合わせると非常に便利な関数です。
OR関数とは?
OR関数は、複数の条件の中で1つでもTRUE(真)があればTRUEを返す関数です。
書式
=OR(論理式1, 論理式2, …)
引数の説明
- 論理式1, 論理式2, …:判定したい条件を複数指定します
OR関数の使い方
例1:単純な条件判定
OR関数は、複数の条件のうち1つでも当てはまればTRUEを返す関数です。
たとえば、どちらかの科目で一定の点数以上を取っているかを判定する場合に便利です。

=OR(B3>=80, C3>=80)
→ B3が80以上、 または C3が80以上なら TRUE

今回の条件は「国語または数学のどちらかが80点以上ならTRUE」と判定しています。
- 1行目(国語100点・数学95点)
👉 両方とも80点以上なのでTRUE - 2行目(国語70点・数学83点)
👉 数学が80点以上のためTRUE - 3行目(国語70点・数学70点)
👉 両方とも80点未満なのでFALSE
このようにOR関数は、複数条件のうち1つでも満たしていればTRUEになるのが特徴です。
例2:IF関数と組み合わせ
OR関数は、IF関数と組み合わせることで、条件に応じた結果を表示することもできます。
複数の条件のうち1つでも満たしていれば、特定の文字や結果を返すといった使い方が可能です。
=IF(OR(B3>=80, C3>=80), "合格", "再試験")

今回の式は「国語または数学のどちらかが80点以上なら合格、どちらも80未満なら再試験」と判定しています。
- 1行目(国語100点・数学95点)
👉 両方80点以上なので「合格」 - 2行目(国語70点・数学83点)
👉 数学が80点以上なので「合格」 - 3行目(国語70点・数学70点)
👉 両方80点未満なので「再試験」
このようにIF関数と組み合わせることで、具体的な結果を表示できるのがポイントです。
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AND関数との違い
| 関数 | 動作 |
|---|---|
| OR関数 | いずれかの条件が成立するか |
| AND関数 | 全条件が成立するか |
注意点
- TRUE/FALSEの論理値で結果が返る
- 論理式がすべてFALSEなら、最終的にFALSEが返る
- IF関数との組み合わせが定番の使い方
関連関数
| 関数名 | 説明 |
|---|---|
| AND関数 | すべての条件が真かどうかを判定する |
| NOT関数 | 条件の真偽を反転する |
| IF関数 | 条件に応じて結果を分岐する |
| IFS関数 | 複数の条件を順に判定して結果を返す |
| XOR関数 | 複数条件のうち1つだけ真かどうかを判定する |
まとめ
OR関数は、「複数条件のうち1つでも当てはまればOK」という判定に最適な関数です。IF関数や条件付き書式と組み合わせて、柔軟な条件管理ができます。
AND関数との違いを理解して、状況に応じて的確に使い分けましょう!

