Excel関数入門:FLOOR.PRECISE関数の使い方【数値を正の倍数に切り捨て】

FLOOR.PRECISE関数 は、Excelで数値を指定した倍数の切り捨て(下方向への丸め)を行う関数です。

特に特徴的なのは、負の数では常に0から遠ざかる方向に切り捨てられるという点です。

この記事では、FLOOR.PRECISE関数の使い方をわかりやすく解説します。


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FLOOR.PRECISE関数とは?

FLOOR.PRECISE関数は、数値を指定した倍数で切り捨てて最も近い値にする関数です。
常に0に向かって切り捨てるのではなく、指定した倍数の方向に揃えて値を丸めるのが特徴です。

端数を切り捨てて金額や数量を整理したいときに便利に使える関数です。

書式

FLOOR.PRECISE関数の書式は次のとおりです。

=FLOOR.PRECISE(数値, [基準値])

引数の説明

  • 数値:丸めたい対象の数値
  • 基準値(省略可):切り捨てたい倍数。省略時は 1

FLOOR.PRECISE関数の使い方

FLOOR.PRECISE関数は、数値を指定した倍数で切り捨てる(下方向に丸める)関数です。

例1:正の数の場合

=FLOOR.PRECISE(2750, 100) 

100の倍数で切り捨てるため、2700 になります。

例2:負の数の場合

=FLOOR.PRECISE(-2750, 100) 

負の数でも同様に下方向(より小さい値)に丸められるため、-2800 になります。

例3:小数の場合

=FLOOR.PRECISE(2.87, 0.25) 

0.25単位で切り捨てるため、最も近い下の値である 2.75 が返されます。


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注意点

  • 数値は常に小さい方向(下方向)に切り捨てられる
  • 負の数の場合は、より小さい値(絶対値が大きい方向)に丸められる
  • 倍数を省略すると「1」として扱われる

関連関数

関数名説明
FLOOR関数指定した倍数で数値を切り捨てる(符号の扱いが異なる)
CEILING関数指定した倍数で数値を切り上げる
CEILING.PRECISE関数指定した倍数で常に切り上げる関数
ROUND関数指定した桁数で四捨五入する
ROUNDDOWN関数指定した桁数で切り捨てる

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まとめ

LOOR.PRECISE関数は、数値を指定した倍数で常に下方向に切り捨てる関数です。
正の数・負の数どちらにも対応しており、端数処理や金額の調整などに便利に使えます。

丸め処理の基本として、他の関数とあわせて覚えておきたい関数のひとつです。

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