Excelには「複数条件を判定する論理関数」がいくつかあります。
複数の条件のうち、いずれか1つだけがTRUEの場合にTRUEを返すのが XOR関数 です。
この記事では、XOR関数の使い方をわかりやすく解説します。
XOR関数とは
XOR関数は、複数の条件のうち「いずれか1つだけがTRUEのときTRUE」を返す関数です。
条件が3つ以上になると、TRUEが奇数個あるときにTRUE、偶数個のときにFALSE を返すという特徴があります。
書式
=XOR(論理式1, [論理式2], …)
引数の説明
- 論理式1, 論理式2, …:TRUE/FALSE を返す条件(2つ以上指定可能)
XOR関数の使い方
例①:2つの条件を判定

=XOR(TRUE, FALSE)
この例では、XOR関数を使って2つの条件の組み合わせを判定しています。
1行目は「TRUE」と「FALSE」の組み合わせのため、どちらか一方だけがTRUEとなり、結果は「TRUE」になります。
2行目は両方ともTRUEのため、「1つだけTRUE」という条件に当てはまらず、結果は「FALSE」になります。3行目は両方ともFALSEのため、結果は「FALSE」となります。

このようにXOR関数は、複数の条件のうち1つだけがTRUEのときにTRUEを返す関数です。
例②:IF関数と組み合わせ

=IF(XOR(B3="学生",C3="会員"),"割引","割引なし")
この例では、XOR関数とIF関数を組み合わせて、「学生」または「会員」のどちらか一方だけに当てはまる場合に割引を適用しています。
まず、条件1=”学生” と 条件2=”会員” でそれぞれ条件を判定し、その結果(TRUE/FALSE)をXOR関数に渡しています。
その後、IF関数によってTRUEの場合は「割引」、それ以外の場合は「割引なし」と表示されます。

このようにXOR関数を使うことで、どちらか一方だけ条件を満たす場合に限定した判定ができるのが特徴です。
関連関数
| 関数名 | 特徴 |
|---|---|
| IF関数 | 条件に応じて結果を分岐する |
| AND関数 | すべての条件がTRUEのときTRUEを返す |
| OR関数 | いずれかの条件がTRUEのときTRUEを返す |
| NOT関数 | TRUEとFALSEを反転する |
| IFS関数 | 複数の条件を順に判定して結果を返す |
まとめ
XOR関数は、複数の条件のうち「どちらか一方だけがTRUEのとき」にTRUEを返す関数です。
ANDやORとは異なり、条件が重複している場合はFALSEになるため、排他的な条件判定に適しています。
IF関数と組み合わせることで、「どちらか一方だけ当てはまる場合」の処理を簡単に実現できるのが特徴です。



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