イミュータブルバックアップとは
イミュータブルバックアップは、一度保存したバックアップデータを後から変更も削除もできないように固定する仕組みです。人の誤操作や内部不正、サイバー攻撃でバックアップが消されたり改ざんされたりする事態を防ぐことを目的とします。バックアップが最後の守りとして確実に残るようにする考え方です。
この方式はクラウドストレージや専用装置で実現されます。基本は追記型で、書き換えは行わず、新しい内容は別の世代として保存します。保存物には一意の識別子が付き、過去の世代は保護期間中は管理者でも消せません。あわせてアクセス制御や監査ログの記録、監視を行い、不正な操作を検知・抑止します。
ランサムウェアで端末内のファイルが暗号化されても、影響を受けないバックアップが残っていれば復元できます。災害や障害時にも復旧の起点を提供し、事業継続を支えます。日常のバックアップ運用と組み合わせ、復元手順の確認まで行うことで、より強固なデータ保護になります。

