IFNA関数 は、数式の結果が #N/Aエラーの場合に、指定した値に置き換える関数です。
VLOOKUPやMATCH関数などでデータが見つからなかったときに、エラー表示を分かりやすい内容に変えることができます。
エラー処理をシンプルに行えるため、見やすい表を作る際に便利な関数です。
IFNA関数とは
IFNA関数は、数式の結果が #N/A エラーのときに指定した値を返す関数です。
#N/A エラー以外の結果(数値・文字列・他のエラー)なら、そのまま返します。
#N/A(Not Available)エラーは、「その値が見つからない」や「答えが存在しない」 という意味です。
書式
=IFNA(値, エラー時の値)
引数の説明
- 値:計算したい数式やセル参照
- エラー時の値:もし結果が#N/Aエラーになったときに返す値
IFNA関数の使い方
例:VLOOKUP関数と組み合わせる
IFNA関数は、VLOOKUP関数と組み合わせることで、検索結果が見つからない場合のエラー表示を分かりやすくすることができます。

ここでは、該当データがない場合に「該当なし」と表示する例を見ていきます。
=IFNA(VLOOKUP(E3,$B$3:$C$5,2,FALSE),"該当なし")
この式では、まずVLOOKUP関数で検索値をもとに、データ範囲から対応するデータを検索します。該当するデータが見つかった場合は、その商品名が表示されます。
一方、該当するデータが存在しない場合は、VLOOKUP関数は #N/Aエラー を返しますが、IFNA関数によって「該当なし」と表示されます。

このようにIFNA関数を使うことで、エラーをそのまま表示するのではなく、ユーザーに分かりやすいメッセージに置き換えることができるのがポイントです。
- IFNA関数:#N/A だけを対象
- IFERROR関数:すべてのエラーを対象
「N/Aだけ処理したい」ならIFNA関数、
「どんなエラーも処理したい」ならIFERROR関数を使いましょう。
関連関数
| 関数名 | 説明 |
|---|---|
| IFERROR関数 | すべてのエラーを指定した値に置き換える |
| ISNA関数 | #N/Aエラーかどうかを判定する |
| IF関数 | 条件に応じて結果を分岐する |
| VLOOKUP関数 | 指定した値を検索して対応するデータを取得する |
| XLOOKUP関数 | 検索とエラー処理を同時に行える関数 |
まとめ
IFNA関数は、数式の結果が #N/Aエラーの場合に、指定した値に置き換える関数です。
データが見つからないときのエラー表示を分かりやすくできるため、見やすい表を作るのに役立ちます。
特にVLOOKUPやXLOOKUPと組み合わせることで、実務でも使いやすいデータ処理ができるようになる関数です。



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