DISC関数 は、割引債の割引率を求める関数です。
現在の価格と満期時の受取額が分かっているときに、どの程度の割合で割り引かれているかを計算できます。
割引債の収益構造を理解するうえで、基本となる関数のひとつです。
DISC関数とは?
DISC関数は、受渡日から満期日までの期間を考慮して、割引債の割引率(ディスカウント率)を求める関数です。
価格と償還価額の差から、どれくらいの割合で現在価格が割り引かれているかを算出します。
書式
=DISC(受渡日, 満期日, 価格, 償還価額, [基準])
引数の説明
- 受渡日:証券を購入する日を指定します。
- 満期日:証券の満期日を指定します。
- 価格:現在の価格(額面100あたり)を指定します。
- 償還価額:満期時に受け取る金額(通常は100)を指定します。
- 基準(省略可):日数計算方式を指定します。
DISC関数の使い方
次の条件の割引債の割引率を求めます。
受渡日:2024/4/1
満期日:2025/4/1
価格:95
償還価額:100

=DISC("2024/4/1","2025/4/1",95,100)
この式を実行すると、割引債の償還価額と現在価格から割引率が求められます。
結果 → 5%

この結果の5%は、額面100の債券が現在95で取引されているときの割引率を表しています。
今回の条件では、
- 価格:95
- 償還価額:100
となっており、差額の5が割引分です。
この割引分を額面100に対する割合として表すと、
5 ÷ 100 = 5% となり、この債券が現在どの程度ディスカウントされているかを表しています。
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活用例
DISC関数は、割引債の割引率を確認したいときに使われます。
現在価格と将来価値の関係を把握することで、投資判断に役立てることができます。
また、PRICEDISC関数やYIELDDISC関数と組み合わせることで、価格・利回り・割引率の関係を理解しやすくなります。
注意点
- 価格は額面100あたりで入力する
- 結果は割引率(小数)で返される
- 日付は 満期日 > 受渡日 の順で指定する
- 割引債の計算に適している
- 日付や数値が不正だとエラーになる
関連関数
| 関数名 | 説明 |
|---|---|
| PRICEDISC関数 | 割引率から現在価格を求める |
| YIELDDISC関数 | 割引債の利回りを求める |
| RECEIVED関数 | 満期時の受取額を求める |
| INTRATE関数 | 投資額ベースの利率を求める |
| PRICE関数 | 通常の債券の価格を求める |
まとめ
DISC関数は、価格と償還価額から割引債の割引率を求める関数です。
現在価格がどれくらい割り引かれているかを把握することで、投資判断に活用できます。
割引債の仕組みを理解するうえで、重要な関数のひとつです。

