Excelで異なる進数の数値を10進数へ変換したいときに使うのが DECIMAL関数 です。
2進数・8進数・16進数など、指定した基数の数値を通常の10進数に変換できるため、コンピュータ関連の計算や進数変換の学習に役立ちます。
DECIMAL関数とは
DECIMAL関数は、指定した基数(進数)の数値を10進数に変換する関数です。
例えば、2進数の「1010」を10進数の「10」に変換したり、16進数の「FF」を10進数の「255」に変換したりできます。
2進数・8進数・16進数など、さまざまな進数を扱えるのが特徴です。
書式
=DECIMAL(文字列, 基数)
引数の説明
- 文字列:基数で表された数値を文字列として指定します。
- 基数:変換元の基数を指定します(2〜36の範囲)。
DECIMAL関数の使い方
例①:2進数を10進数に変換する
=DECIMAL(B3,2)

この例では、2進数(0と1だけで表される数)を10進数に変換しています。
たとえば「1010」は、
1×2³ + 0×2² + 1×2¹ + 0×2⁰ = 10
となり、結果は 10 になります。基数 に「2」を指定することで、2進数の文字列を正しく10進数に直せます。
例②:8進数を10進数に変換する
=DECIMAL(B3,8)

8進数は「0〜7」の数字だけを使う表記法です。
たとえば「77」は、
7×8¹ + 7×8⁰ = 63
となり、結果は 63。
8進数の値も、DECIMAL関数で簡単に読みやすい10進数に変換できます。
例③:16進数を10進数に変換する
=DECIMAL(B3,16)

16進数では、数字に加えて A〜F が使われ、
A=10、B=11、C=12、D=13、E=14、F=15 を表します。
たとえば「1F」は、
1×16¹ + 15×16⁰ = 31
となり、結果は 31。
このように、基数 に「16」を指定すると、16進数の値を10進数に簡単に変換できます。
関連関数
| 関数名 | 特徴 |
|---|---|
| BASE関数 | 10進数を指定した進数に変換する |
| DEC2BIN関数 | 10進数を2進数に変換する |
| DEC2HEX関数 | 10進数を16進数に変換する |
| BIN2DEC関数 | 2進数を10進数に変換する |
| HEX2DEC関数 | 16進数を10進数に変換する |
まとめ
DECIMAL関数は、2進数・8進数・16進数などの数値を10進数へ変換できる関数です。
基数を指定するだけで簡単に進数変換を行えるため、コンピュータ関連の学習やビット計算で役立ちます。
BASE関数やBIN2DEC関数などとあわせて使うことで、さまざまな進数変換を効率よく行えるようになります。



Excel人気記事