通常、Excelで日数差を求めるときは =終了日-開始日 やDAYS関数を使います。
しかし、金融業界や会計処理では「1年=360日(各月30日)」とみなして日数を計算する慣習があります。
そんなときに便利なのが DAYS360関数 です。
DAYS360関数とは
DAYS360関数は、2つの日付の差を「1年=360日、1か月=30日」とみなして日数で返す関数です。
銀行や会計システムでよく用いられる「金融日数計算」をExcel上で簡単に再現できます。
書式
=DAYS360(開始日, 終了日, [方式])
引数の説明
- 開始日:基準となる日付
- 終了日:差を計算したい日付
- 方式(省略可):計算方式を選択
- FALSEまたは省略 … 米国方式で日数を求める(月末日の扱いに細かい調整がある)
- TRUE … ヨーロッパ方式で日数を求める(31日は常に30日として扱う)
DAYS360関数の使い方
例①:米国方式で計算
=DAYS360("2024/1/1", "2024/1/31")
まず米国方式の場合、月末日の扱いが状況によって調整されます。
このケースでは終了日の「1月31日」が補正され、翌月1日(2月1日)として扱われるため、「1月1日から2月1日」として計算されます。その結果、日数は「30日」となります。

例②:ヨーロッパ方式で計算
=DAYS360("2024/1/1", "2024/1/31", TRUE)
一方、ヨーロッパ方式(TRUE)の場合は、31日を常に30日として扱うルールです。
そのため、「1月31日」は「1月30日」として計算され、「1月1日から1月30日」となります。
その結果、日数は「29日」となります。

このようにDAYS360関数は、米国方式では月末日が翌月扱いになる場合があり、その影響でヨーロッパ方式より1日多くなることがある点が大きな違いです。
米国方式では月末日が翌月扱いになることで一時的に日数が増減しますが、他の期間で調整が入るため、年間トータルでは大きな差は生じません。
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関連関数
| 関数名 | 特徴 |
|---|---|
| DAYS関数 | 2つの日付の差をそのまま日数で求める |
| DATEDIF関数 | 年・月・日単位で期間の差を求める |
| YEAR関数 | 日付から年を取得する |
| MONTH関数 | 日付から月を取得する |
| DAY関数 | 日付から日を取得する |
まとめ
DAYS360関数は、1年を360日、1か月を30日として日数を計算する関数です。
米国方式とヨーロッパ方式で月末日の扱いが異なるため、同じ期間でも結果が変わる場合があります。
金融計算など一定のルールで日数を求めたい場合に適しており、通常の日数計算とは使い分けることが重要です。



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