「数値が入力されているセルの個数」を数えるときに便利なのが COUNT関数 です。
たとえば、テストの得点や売上金額など、数値だけを対象にした集計に役立ちます。
この記事では、COUNT関数の基本的な使い方を分かりやすく解説します。
COUNT関数とは?
COUNT関数は、指定したセル範囲の中で「数値が入力されているセルの個数」をカウントします。
書式
=COUNT(値1, [値2], …)
引数の説明
- 値1, 値2, …:カウントしたいセルや値を指定します。
COUNT関数の使い方
例:数値データの個数を数える
COUNT関数を使って、数値が入力されているセルの個数を求めてみましょう。

=COUNT(B3:D5)
セル範囲B3:D5の中で数値が入力されているのは
「85、90、70、88、95、100」の 6個 です。

「合格」「欠席」「不合格」は文字列のためカウントされません。
よくある活用例
1. テストの点数が入力されている人数を数える
=COUNT(B2:B100)
→ 点数が入力されている生徒数を数えることができます。
2. 売上データの日数を数える
=COUNT(C2:C31)
→ 売上が記録されている日数を把握できます。
関連関数
| 関数 | 説明 |
| COUNTA | 空白以外のすべてのセルを数える(文字列も含む) |
| COUNTBLANK | 空白セルの数を数える |
| COUNTIF | 条件に合うセルだけを数える |
まとめ
COUNT関数は、「どれだけ数値データが入力されているか」を調べたいときに大変便利な関数です。データの入力状況をチェックしたり、条件付きで集計したりと、さまざまな場面で活用できます。空白・文字列・数値の違いに注意しながら、他のCOUNT系関数と使い分けるのがポイントです!