ACCRINTM関数 は、満期時にまとめて支払われる利息を求める関数です。
通常の債券は利息が定期的に支払われますが、満期一括型の債券では利息は満期時にまとめて支払われます。
このような債券の利息を計算するために使われるのがACCRINTM関数です。
ACCRINTM関数とは?
ACCRINTM関数は、発行日から満期日までの期間に応じて積み上がる、満期時に受け取る利息(経過利息)を求める関数です。
途中で利息を受け取らず、満期時にまとめて受け取るタイプの債券に対応しています。
書式
ACCRINTM関数の書式は次のとおりです。
=ACCRINTM(発行日, 満期日, 利率, 償還価額, [基準])
引数の説明
- 発行日:債券の発行日を指定します。
- 満期日:債券の満期日を指定します。
- 利率:年利率(小数)を指定します。
- 償還価額:満期時に支払われる元本(通常は100や1000など)を指定します。
- 基準(省略可):日数計算方式を指定します。
ACCRINTM関数の使い方
たとえば、次の条件で満期時の利息を求めます。
発行日:2024/1/1
満期日:2026/1/1
利率:2%
償還価額:100

=ACCRINTM("2024/1/1","2026/1/1",0.02,100)
この式を実行すると、満期時に受け取る利息の合計が求められます。
結果 → 4

この結果の「4」は、発行日から満期日までの期間に発生する利息の合計を表しています。
今回の条件では、
- 利率:2%
- 償還価額:100
- 期間:2年間(2024/1/1 ~ 2026/1/1)
となっているため、
👉 100 × 2% × 2年 = 4
となり、満期時に受け取る利息は「4」になります。
たとえば、100円分の債券を持っていると、2年間で4円分の利息が増え、満期時には
100円(元本)+4円(利息)=104円 を受け取るイメージです。
この「4」は、満期まで保有したときに受け取れる利息の合計であり、元本に上乗せされる利益の部分を表しています。
活用例
ACCRINTM関数は、満期時に利息をまとめて受け取る金融商品の利息計算に使われます。
満期時の受取額を把握したり、利回り計算の前提データとして利用したりする際に便利です。
注意点
- 利率は小数で入力する(例:3% → 0.03)
- 日付は 満期日 > 発行日 の順で指定する
- 満期一括型の債券専用の関数である
- 定期利払いのある債券にはACCRINT関数を使用する
- 日付や数値が不正だとエラーになる
関連関数
| 関数名 | 説明 |
|---|---|
| ACCRINT関数 | 定期利払いのある債券の経過利息を求める |
| PRICEMAT関数 | 満期一括利息債の価格を求める |
| YIELDMAT関数 | 満期一括利息債の利回りを求める |
| RECEIVED関数 | 満期時の受取額を求める |
| DISC関数 | 割引債の割引率を求める |
まとめ
ACCRINTM関数は、満期時にまとめて支払われる利息を求める関数です。
満期一括型の債券の利息計算に対応しており、受取額の把握や投資判断に役立ちます。
満期時に受け取る利息を確認したいときに、覚えておきたい関数です。

