Excelで数値を指定した桁で切り捨てたいときに使うのが YEN関数 です。
日本円形式で表示するイメージの名前ですが、実際には数値を指定した桁数で切り捨てる関数として利用されます。
この記事では、YEN関数の使い方をわかりやすく解説します。
YEN関数とは
YEN関数は、指定した数値を円通貨形式の文字列に変換する関数です。
- 数値に自動で円マーク(¥)を付与
- 結果は「数値」ではなく文字列として返されます
書式
=YEN(数値, [桁数])
引数の説明
- 数値:円通貨形式に変換したい数値やセル参照を指定
- 桁数(省略可):表示する小数点以下の桁数を指定します。省略時は小数なしで表示
YEN関数の使い方
例①:小数点以下を切り捨てる
=YEN(123.456,0)
この例では、小数点以下を切り捨てています。
「123.456」の小数部分が切り捨てられるため、結果は「\123」と表示されます。

例②:小数第1位まで残す
=YEN(123.456,1)
第2引数に「1」を指定すると、小数第2位で四捨五入され、小数第1位まで残されます。
そのため、「123.456」は「123.5」となり、結果は「123.5」と表示されます。

例③:10の位で切り捨てる
=YEN(987,-1)
第2引数に「-1」を指定すると、1の位で四捨五入され、10の位までの数値として表示されます。
そのため、「987」は「990」となり、結果は「990」と表示されます。

このようにYEN関数は、負の桁数を指定することで整数部分を丸めることもできます。
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まとめ
YEN関数は、数値を円通貨形式の文字列として表示できる関数です。
小数点以下の桁数も指定できるため、帳票やレポートの見た目を整えたい場合に役立ちます。
ただし、結果は文字列として扱われるため、計算用データとして使用する際は注意が必要です。



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