CHOOSEROWS関数 は、指定した行だけを取り出す関数です。
表の中から必要な行だけを抽出したいときに便利で、データ整理や分析に役立ちます。
不要な行を除いて必要なデータだけを表示できるため、見やすい表を簡単に作成できます。
CHOOSEROWS関数とは?
CHOOSEROWS関数は、指定した配列や範囲の中から、特定の行番号を指定して抽出する関数です。
複数の行を自由な順番で取り出すこともできるため、柔軟にデータを加工できます。
書式
CHOOSEROWS関数の書式は次のとおりです。
=CHOOSEROWS(配列, 行番号1, [行番号2], …)
引数の説明
- 配列:対象となるデータ範囲や配列を指定します。
- 行番号:取り出したい行の番号を指定します。複数指定することで、複数行を同時に抽出できます。
CHOOSEROWS関数の使い方
特定の行を抽出する

この中から「項目名と鈴木と山本」の行を取り出す場合は、次のように入力します。
=CHOOSEROWS(B2:D6,1,3,5)
この式では、1行目、3行目、5行目を指定して抽出しています。

結果として「鈴木」と「山本」の行だけが表示されます。
必要なデータだけを抜き出したいときに便利です。
行を並べ替えて抽出する
=CHOOSEROWS(B2:D6,1,4,2,3)
この式では、1行目 → 4行目 → 2行目 → 3行目の順で行を取り出しています。

CHOOSEROWS関数は、指定した順番どおりに行を並べるため、自由に並び替えが可能です。
元の順番に関係なく、見やすい順に並べ替えられます。
最終行を抽出する
=CHOOSEROWS(B2:D6,1,-1)
この式では、1行目と「-1」で指定した最終行を抽出しています。

負の数を使うことで、下から数えた行を指定できるため、データ数が変わっても対応できます。
活用例
CHOOSEROWS関数は、特定の行だけを抜き出して別の表を作るときに便利です。
ランキング上位のデータだけを抽出したり、必要な行だけをレポート用に整理したりする際に活用できます。
また、行の順番を入れ替えて表示することも可能です。
注意点
- 存在しない行番号を指定するとエラーになる
- 配列(範囲)の行数を超えないようにする
- Excelの新しいバージョン(動的配列対応)でのみ使用可能
- 結果はスピル(自動展開)されるため、周囲のセルに注意する
関連関数
| 関数名 | 説明 |
|---|---|
| CHOOSECOLS関数 | 指定した列だけを取り出す |
| FILTER関数 | 条件に一致するデータを抽出する |
| INDEX関数 | 指定した位置の値を取得する |
| SORT関数 | データを並べ替える |
| UNIQUE関数 | 重複を除いたデータを抽出する |
まとめ
CHOOSEROWS関数は、指定した行だけを取り出すことができる関数です。
必要なデータだけを抽出できるため、データ整理や分析を効率的に行うことができます。
行の抽出や並び替えを簡単に行える便利な関数として、覚えておきたい関数のひとつです。

