IT用語入門:特性要因図【原因と結果を見える化する図】

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特性要因図とは

特性要因図は、起きている結果(特性)と、その原因になり得る要因の関係を体系的に整理するための図です。見た目が魚の骨に似ているため、フィッシュボーンダイアグラムとも呼ばれます。品質管理や業務改善、ITの障害対応などで、原因を漏れなく洗い出す場面で使われます。

たとえば「ウェブサイトの表示が遅い」という特性に対して、サーバ、ネットワーク、アプリケーション、データベース、運用といった観点から要因を挙げます。直接原因と間接原因を分けて考えることで、表面的な対処に終わらず、真のボトルネックに近づけます。

描き方は、右側に問題を書き、左から背骨となる線を引き、主な分類を太い枝として伸ばし、その先に具体的な要因を加えていきます。事実と仮説を区別し、データで裏付けながら深掘りするのがコツです。検討の枠組みとして4Mや5M1Eの視点を参考にしてもよいでしょう。

チームで可視化しながら議論できるため、思い込みの漏れを減らし、原因の優先度付けや対策立案につなげやすくなります。要するに、特性要因図は原因探索を構造化し、問題解決の最初の一歩を確かなものにする基本ツールです。