文字列の中から「任意の位置・文字数」で一部を抜き出したいときに便利なのが MID関数 です。LEFT関数・RIGHT関数と並んで、文字列処理の基本となる関数の一つです。
この記事では、MID関数の基本的な使い方から、実務でよくある活用例までをわかりやすく解説します。
MID関数とは?
MID関数は、指定した位置から、指定した文字数だけ 文字列を取り出す関数です。
書式
MID関数の書式は次のとおりです。
=MID(文字列, 開始位置, 文字数)
引数の説明
- 文字列:対象の文字列またはセル
- 開始位置:何文字目から取り出すか(1が先頭)
- 文字数:取り出したい文字数
MID関数の使い方
例1:文字列を部分的に抜き出す
MID関数は、文字列の中から指定した位置から任意の文字数を抜き出す関数です。
住所やコードなどの一部だけを取り出したいときに便利に使えます。
ここでは、「東京都港区六本木」という住所から「港区」だけを取り出す例を見ていきます。

=MID(B3, 4, 2)
この式は、セルB3に入力されている「東京都港区六本木」から一部の文字を取り出しています。
この場合は
- 4文字目から開始
- 2文字分取り出す
という意味になるため、「港区」が結果として返されます。

MID関数を使うことで、文字列の中から必要な部分だけを柔軟に抽出できるのが特徴です。
例2:郵便番号の下4桁を取り出す
=MID(B3, 5, 4)

例3:スペース以降の文字列を取り出す

=MID(B3, FIND(" ", B3) + 1, LEN(B3))
この式は、セルB3の文字列の中で 最初のスペース を探し、そのスペースの次の文字から最後までを切り出すことで、「スペース以降の文字列だけを取り出す」働きをします。

→ このように「氏名」の形式から「名」だけを取り出すことができます。
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注意点
- 開始位置は1からカウントします(0からではありません)
- 範囲外の位置や長さを指定すると空白やエラーになることがあります
- 半角・全角にかかわらず1文字は「1カウント」扱い
関連関数
まとめ
MID関数は、「文字列の中の一部分を取り出したい」ときに非常に役立つ関数です。開始位置と文字数を指定することで、柔軟なデータ抽出が可能になります。
LEFT関数・RIGHT関数・FIND関数・LEN関数などと組み合わせて、より強力な文字列処理を実現しましょう!

