TBILLEQ関数 は、短期証券(T-Bill)の割引率から、債券ベースの利回りを求める関数です。
割引率(ディスカウント)で表された利回りを、通常の債券と比較しやすい年利に変換できます。
TBILLEQ関数とは?
TBILLEQ関数は、受渡日・満期日・割引率をもとに、
米国財務省短期証券の債券換算利回りを求める関数です。
短期証券は割引率ベースで利回りが表されるため、そのままでは他の債券と比較しにくいという特徴があります。TBILLEQ関数を使うことで、通常の債券と同じ基準の利回りに変換できます。
書式
TBILLEQ関数の書式は次のとおりです。
=TBILLEQ(受渡日, 満期日, 割引率)
引数の説明
- 受渡日:証券を購入する日を指定します。
- 満期日:証券の満期日を指定します。
- 割引率:証券の割引率を指定します。
TBILLEQ関数の使い方
TBILLEQ関数を使うと、短期国債の割引率をもとに、債券と同じ基準の利回りを求めることができます。
ここでは、実際の数値を使って利回りを換算する例を見ていきます。
受渡日:2024/4/1
満期日:2024/10/1
割引率:4%

=TBILLEQ("2024/4/1","2024/10/1",0.04)
この式は、割引率4%の短期国債を債券ベースの利回りに換算しています。
短期証券の割引率は通常360日ベースで計算されますが、TBILLEQ関数ではこれを365日ベースに調整して利回りを求めます。

4.14%は、割引率4%の短期国債を債券と同じ基準に換算した年利を表しています。
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注意点
- 満期までの期間は1年以内である必要がある
- 日付は 満期日 > 受渡日 の順で指定する
- 割引率が0以下の場合はエラー(#NUM!)になる
関連関数
| 関数名 | 説明 |
|---|---|
| TBILLYIELD関数 | 短期国債の割引ベースの利回りを求める |
| TBILLPRICE関数 | 短期国債の価格を求める |
| YIELDDISC関数 | 割引債の利回りを求める |
| DISC関数 | 割引率を求める |
| PRICEDISC関数 | 割引債の価格を求める |
まとめ
TBILLEQ関数は、短期国債の割引率をもとに、債券と同じ基準の利回りに換算する関数です。
割引率では比較しにくい利回りを、他の債券と同じ形で把握できるのが特徴です。
短期投資の収益性を正しく評価するために、覚えておきたい関数のひとつです。

