ラウンドロビンとは
ラウンドロビンは、複数の対象に順番で資源や処理時間を配る方式です。誰か一人や一つのタスクに偏らないようにし、公平さを保つことを目的とします。
代表例はOSのCPUスケジューリングや、負荷分散装置がWebリクエストをサーバー群へ振り分ける場面です。机を回りながら一人ずつ声をかけるイメージで、順番が来た対象に少しずつ処理を渡します。
CPUではタイムクォンタムと呼ばれる短い時間枠を各プロセスに割り当て、処理が終わらなければ末尾に回して次のプロセスへ進みます。隊列をぐるぐる回す単純な仕組みなので、実装が容易で応答も安定します。
特定の対象に負荷が集中しにくく、待ち時間の偏りを抑えられるのが利点です。一方、時間枠が短すぎると切替のコストが増え、長すぎると応答が遅くなるため、適切な設定が重要です。平等に扱いたい多数のタスクがある環境で基盤を支える基本アルゴリズムです。

