IT用語入門:リテンション【顧客・社員をつなぎとめる施策】

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リテンションとは

リテンションは、顧客や社員をつなぎとめ、関係を維持するための取り組みを指す。英語のretentionの意で、ITやビジネスでは主に二つの文脈で使う。マーケティングでは既存顧客の継続利用や再購入を促すこと、人事では優秀な人材の離職を防ぎ定着を高めることを意味する。

顧客向けにはサポートの充実や解約前のフォロー、行動に合わせたお知らせや特典がある。社員向けには柔軟な働き方と成長機会、納得感のある評価、風通しのよい環境づくりが効く。割引や手当だけでなく、体験価値を継続的に磨く姿勢が重要だ。

仕組みの要はデータ活用である。利用頻度や満足度を指標化し、離反の兆しを早期に捉え、適切なタイミングで支援や提案を行う。人事ではエンゲージメント調査や1on1で課題を把握する。金銭面より意味のある仕事や成長実感が効く場面も多い。

リテンションは新規獲得や採用より低コストで、関係資産を生かせる。一方、的外れな施策は逆効果になりうる。収益と組織の安定を支える基盤として、顧客価値と従業員体験を同時に高める長期戦略と捉えよう。