IT用語入門:モザイク図【面積で二軸の構成比を示す図】

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モザイク図とは

モザイク図は、二つのカテゴリに分類されたデータを、四角形の面積で表すグラフです。縦軸か横軸のどちらか一方だけで割合を示す帯グラフと違い、幅と高さの両方を使って構成比を示すため、全体に対する各組み合わせの影響度が一目で分かります。クロス集計表(二元分割表)を視覚化する場面でよく使われます。

作り方の考え方はシンプルです。まず全体を一枚の長方形とみなし、一方のカテゴリの比率で横幅(または縦幅)を割り当てます。次に各幅の中で、もう一方のカテゴリの条件付き割合に応じて高さを分割します。こうして得られた各小さな長方形の面積が、組み合わせの割合そのものになります。

例えば、性別×科目の得点帯、支店×品目の売上などで、どの組み合わせが大きいか、偏りがあるかを直感的に把握できます。相関の傾向や不均衡の有無を可視化しやすい点が利点です。ただし、項目数が多すぎたり、極端に小さい区画が多いと読みにくくなるため、主要なカテゴリに絞るなどの工夫が必要です。

モザイク図は、クロス集計の全体像と組み合わせの分布を同時に示す役割を担い、比較と発見を手早く行うための入り口になります。