JANコードとは
JANコードは、日本で広く使われている商品の共通バーコード規格です。黒い縦線と白いすき間のパターンで数字を表し、店舗のPOSや倉庫でバーコードリーダにより読み取れます。目的は、製造・販売する事業者と商品を一意に識別することにあります。パッケージ裏面に印字されたバーコードがそれに当たり、売上や在庫の管理に直結します。
桁数には13桁と8桁の2種類があります。海外ではEANコードと呼ばれ、米国・カナダのUPCとも互換性があるため、国際的な流通でも扱いやすいのが特徴です。日常の買い物でレジが素早く動くのは、この標準化された識別子が前提にあるためです。
構造は、先頭側に国コードを含む事業者コード、その次に商品コード、最後にチェックディジットが並びます。チェックディジットは他の桁から算出され、読み取りや入力の誤りを検出します。これにより、手入力を減らしてミスを抑え、会計の迅速化や在庫の自動更新が実現します。要するに、JANコードは日本の小売・流通を支える基本インフラとなる識別体系です。

