IT用語入門:インジェクション攻撃【入力に紛れた命令で不正実行】

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インジェクション攻撃とは

インジェクション攻撃は、入力欄に不正な命令を混ぜてプログラムへ想定外の処理をさせる攻撃です。攻撃者は入力を通じてスクリプトやコマンドを動かし、情報の閲覧・改ざん・消去を狙います。主にWebアプリで発生し、被害は個人情報から企業の機密まで及ぶため、極めて危険です。

代表例はSQLインジェクションとコマンドインジェクションです。前者はデータベースを不正操作し、後者はOSコマンドを実行させます。フォームや検索窓、URLパラメータなど、文字を受け取る場所が標的になりやすく、入力の扱い方に弱点があると狙われます。

仕組みは、受け取った文字列を命令として解釈してしまう点を突くことです。検証やエスケープが甘いと、入力中の記号や語がクエリやコマンドに混ざり、権限外の操作が成立します。つまり「入力=データ」と見なすべき所で「入力=命令」に化けてしまうのが本質です。

有効な対策は、入力値の検証とサニタイズ、プレースホルダーを用いた安全なクエリ、権限の最小化、そして最新パッチの適用です。これらを徹底すれば、意図しない実行経路を断てます。まとめると、外部入力を安易に信用しない設計思想が、インジェクション対策の要です。

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