売上総利益とは
売上総利益とは、売上高から売上原価を差し引いた利益で、粗利とも呼ばれます。損益計算書で最初に現れる利益であり、本業で商品やサービスを売ってどれだけ稼げたかを示します。式は「売上総利益=売上高-売上原価」です。
たとえば1,000円で売った商品を600円で仕入れていれば、売上総利益は400円、売上総利益率(粗利率)は40%となります。広告費や人件費などの販売管理費はここには含まれないため、価格設定や仕入れの妥当性を素直に映す指標になります。製造や仕入れの効率、値引きの影響も読み取りやすくなります。
実務では期間全体だけでなく、商品別・顧客別・店舗別にも計算します。粗利率が低い場合は、原価の圧縮、品ぞろえの見直し、値付けの再検討が必要です。逆に高い場合は、強みのある領域として投資判断に生かせます。まとめると、売上総利益は収益性をつかむ出発点で、日々の意思決定を支える基礎指標です。

