IT用語入門:フェイルオーバー【障害時に自動で予備へ切り替え】

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フェイルオーバーとは

フェイルオーバーは、サーバーやデータベースなどで障害が起きたとき、待機系へ自動で処理を引き継ぐ仕組みです。冗長化の一種で、停止時間を最小化し、システムの可用性を高めます。

例えばECサイトや決済、社内基盤など、止まると損失や業務影響が大きい場面で使われます。事業継続計画(BCP)の要となり、ビジネスの継続性を支えます。

仕組みとしては、監視やハートビートで稼働状況を常時確認し、一次系が応答しなくなると管理ソフトが待機系を昇格させます。データはレプリケーションや共有ストレージで同期し、切替後の一貫性を保ちます。

これにより復旧作業を待たずにサービスを継続できます。予備を多段に用意する手法はカスケイド・フェイルオーバーと呼ばれ、手動で切り替える運用はスイッチオーバーといいます。導入にはコストや設計の複雑さが伴うため、目標復旧時間(RTO)とのバランスが重要です。

まとめると、フェイルオーバーは重要システムを止めないための基本技術です。要件に合わせて監視、データ同期、切替手順を設計し、定期的にテストすることで効果が発揮されます。

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