Excelで文字列を扱うとき、入力された英字を小文字に統一したいことがあります。
例えば、メールアドレスや製品コードなどは、大文字・小文字が混在していると検索や比較で不便になることがあります。そんなときに便利なのが LOWER関数 です。
本記事では、LOWER関数の基本的な使い方から活用例、注意点までわかりやすく解説します。
LOWER関数とは?
LOWER関数は、文字列内のアルファベットをすべて小文字に変換する関数です。
- 大文字 → 小文字に変換
- 数字や記号、日本語には影響しません
書式
LOWER関数の書式は次のとおりです。
=LOWER(文字列)
引数の説明
- 文字列:小文字に変換したい文字列やセル参照を指定します。
LOWER関数の使い方
文字列に含まれる英字をすべて小文字に変換する例を見ていきます。

=LOWER(B3)
LOWER関数は、文字列の中に含まれる英字をすべて小文字に変換する関数です。
この場合、「EXCEL関数」の英字部分である「EXCEL」が小文字に変換されるため、
結果は「excel関数」となります。

LOWER関数は、入力された文字列のうち英語の大文字だけを対象に変換を行い、日本語や数字、記号などはそのままの形で保持されます。
そのため、英字の表記ゆれ(大文字・小文字の違い)を統一したいときに便利です。
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注意点
- 英字(A~Z)のみが変換対象で、日本語や数字、記号は変換されない
- すでに小文字の英字はそのまま変化しない
- 数値は文字列として扱われても値自体は変わらない
- 返り値は文字列になるため、数値としての計算にはそのまま使えない場合がある
- セルの表示形式ではなく、実際のデータが変換される点に注意する
関連関数
| 関数名 | 説明 |
|---|---|
| UPPER関数 | 英字をすべて大文字に変換する |
| PROPER関数 | 単語の先頭を大文字、それ以外を小文字に変換する |
| TEXT関数 | 数値や日付を指定した形式の文字列に変換する |
| CONCAT関数 | 複数の文字列を結合する |
| LEFT関数 | 文字列の左側から指定した文字数を取り出す |
まとめ
LOWER関数は、文字列に含まれる英字をすべて小文字に変換する関数です。
英字の表記ゆれを統一することで、データの整理や比較をしやすくすることができます。
シンプルながらも実務でよく使われる関数のため、文字列処理の基本として覚えておきたい関数のひとつです。



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