IT用語入門:ロールフォワード【障害後の確定更新をやり直して復旧】

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ロールフォワードとは

ロールフォワードとは、データベースで障害が起きた後に、トランザクションログの「更新後」の記録を使って、チェックポイント以降に確定(コミット)された更新をもう一度当て直し、データを最新の一貫した状態に戻す復旧処理です。消えてしまった確定済みの更新をやり直す、いわば再実行のイメージです。

たとえば、売上の登録が正常にコミットされた直後に停電でサーバが落ちた場合でも、再起動後にログを読み取り、その売上をデータベースへ反映できます。逆に、未確定の更新は反映しないため、中途半端な状態は残りません。これにより、利用者が完了させた取引だけがきちんと残るようにできます。

一般に、まずバックアップやチェックポイント時点の状態を読み戻し、その後にログの順序どおりに確定済み更新だけを適用します。これにより復旧時間を短縮し、データ消失を最小限にできます。ロールフォワードは、未確定更新を取り消すロールバックと組み合わせて、障害後も整合性を保った状態へ導く中心的な仕組みです。