IT用語入門:シグニファイア【行動の手がかりを示すデザイン】

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シグニファイアとは

シグニファイアとは、場所や物、画面上の部品が「どう操作すればよいか」を示す手がかりとなるデザインのことです。行列の足元のラインを見て間隔をとる、ドアノブを見て押すか引く、引手を見て横にスライドする、といった直感はこの要素によって生まれます。Webやアプリでは、影付きで盛り上がって見えるボタン、下線の付いたテキストリンク、再生を示す三角形のアイコンなどが分かりやすい例です。

シグニファイアは、対象が本来もつ「できること」(アフォーダンス)を、視覚や触覚、音などを通じて利用者に伝える役割を持ちます。形、色、配置、ラベル、動きといった手段で操作の方向性を示し、押したら沈む、タップで色が変わるといったフィードバックと組み合わさると、意図はさらに明確になります。これにより、ユーザーは説明書を読まずとも次の行動を見つけやすくなります。

適切に設計されたシグニファイアは、初見でも操作を理解しやすくし、学習コストやミスを減らします。結果として使いやすさや満足度が高まり、アクセシビリティの向上にもつながります。画面で次に何をすべきかを迷わせない、その道しるべがシグニファイアであり、ユーザーインターフェースの要となる考え方です。