非機能要件とは
非機能要件は、システムが「何をするか」を定める機能要件以外の条件で、「どの程度うまく動くか」「どのように運用するか」を示すものです。性能、信頼性、可用性、保守性、セキュリティ、使いやすさなどの品質特性に加え、技術的な制約、運用・監視、データ移行やバックアップといった運用面の取り決めも含みます。例えば「画面は1秒以内に表示する」「同時1000人が利用しても応答する」「障害時は30分以内に復旧する」など、測定可能な基準で表します。
非機能要件はアーキテクチャやインフラ選定、テスト計画、監視設計に直結します。早い段階で合意しておくと、性能不足や運用事故を防ぎ、リリース後の安定稼働につながります。最終的に、機能を支える土台として、品質目標と運用条件を定義し、受け入れ基準を明確にする役割を担います。

