DFDとは
DFDとは、Data Flow Diagramの略で、業務やシステム内のデータの流れと処理の関係を図にする手法です。プロセス、外部実体、データフロー、データストアの4要素で、どこから来たデータがどの処理を通り、どこに保管され、どこへ渡るかを可視化します。文章より直感的で、要件定義の初期に用いられます。
図では丸で処理、四角で外部実体、矢印で流れ、二重線でデータストアを表します。例えばECでは、顧客の注文データが在庫照会の処理を通り、在庫ストアを参照して、出荷指示へ渡る様子を示せます。データが何を入力し、何を出力するかに注目するのがポイントです。
DFDは全体像を描くコンテキスト図から始め、重要な処理を段階的に分解して詳しくします。手順や担当者に縛られず、受け渡しだけに焦点を当てるため、抜け漏れの発見や部門間の認識合わせに役立ちます。結果として、必要なデータと流れを整理し、設計の土台を固めます。

