ESG投資とは
ESG投資とは、財務指標だけでなく、Environment(環境)、Social(社会)、Governance(ガバナンス)といった非財務の観点も加えて企業を評価し、投資判断に生かす考え方である。短期の利益より、持続的な成長とリスク低減を重視するのが特徴だ。
評価対象には、気候変動への対応、労働環境、情報開示や取締役会の独立性などがある。これらに強い企業は不祥事や規制強化に揺らぎにくいと見なされ、長期の投資先として注目される。日本では公的年金を運用するGPIFも取り組む。
実務では、企業の開示や外部機関のESGスコア、ESG指数に連動するファンドが手がかりになる。投資家はスクリーニングや対話、議決権行使で改善を促す。結果として、長期リスクの可視化と社会課題への資金循環を両立させる投資の基準として機能する。SRIやSDGsと関連する考え方でもある。

