マトリックス図とは
マトリックス図は、比較したい要素を行と列に並べ、交点に関連の強さや適合度を記号や数値で記入して関係性を見える化する表です。対策と評価項目、現象と原因、工程と発生箇所など、要素間のつながりを整理する場面で使います。複数の観点を同時に扱えるため、検討漏れの発見や優先度の判断に役立ちます。
たとえば製品A~Dを行に、デザイン性・機能・価格を列に置き、〇・△・×や10段階で評価すれば、強みや弱みが一目でわかります。文章だけの説明より比較の抜けや偏りに気づきやすく、チームで同じ認識を持つ助けになります。結果を時系列で更新すれば、改善の効果も追跡できます。
要素数や関係に応じて、2要素のL型、3要素のT型、4要素のX型があります。配置と評価尺度を先に決め、同じ基準で記入すると、因果や優先順位が読み取りやすくなります。マトリックス図は、情報をシンプルに整理し、意思決定と対策立案を支える可視化手法です。

