Excel基本操作:オートサムの使い方【ワンクリックで合計を計算】

Excelで最もよく使われる機能のひとつが オートサム(AutoSum) です。
複雑な数式を入力しなくても、ワンクリックで合計を計算できる便利な機能で、家計簿や売上表などあらゆるシーンで活躍します。
ここでは、初心者の方でもすぐに使えるように、オートサムの基本的な使い方と応用方法をわかりやすく解説します。


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オートサムとは?

オートサム(AutoSum) は、Excelのリボンにある「Σ(シグマ)」ボタンを使って、
自動的に合計の数式(=SUM())を挿入してくれる機能です。

数式を手入力しなくても、Excelが自動で合計範囲を判断してくれるため、
表計算のスピードが大幅にアップします。


オートサムの使い方

手順①:合計を表示したいセルを選ぶ

合計結果を表示したいセル範囲を選択します。

手順②:「Σ(オートサム)」ボタンをクリック

Excelの上部メニューの
ホーム」タブ → 「編集」グループ → 「Σ オートサム」
をクリックします。

✅ 完成例

これで数量と金額の合計が求められます。


オートサムのショートカットキー

実は、オートサムには便利なショートカットもあります。

Alt + =(イコール)キー を押すだけで、
同じように合計範囲を自動選択してくれます。

💡「Alt + =」は最もよく使われるショートカットのひとつです。
並んだ数値をまとめて合計したいときに非常に便利です。


注意点

  1. 合計範囲に空白や文字が混ざっていると正しく計算されないことがある
  2. 隣接していないセルを合計する場合は、範囲を手動でドラッグする必要がある
  3. テーブルやフィルターを使用している場合は「集計行」機能の方が便利な場合もある

関連関数

関数説明
SUM関数指定範囲の合計を求める
AVERAGE関数指定範囲の平均値を求める
MAX関数最大値を求める
MIN関数最小値を求める
COUNT関数数値が入力されたセルの件数を数える

まとめ

オートサムは、ワンクリックまたは「Alt + =」で合計を自動計算できる便利な機能です。
単純な合計はもちろん、複数列・横方向にも対応しており、表作成の効率を大きく高めます。
Excelを使うなら、まず最初に覚えておきたい基本中の基本の機能です。