WPA2とは
WPA2は、無線LANで端末とアクセスポイントのあいだの通信を保護するためのセキュリティ規格です。従来のWPAで問題視された点を改良し、暗号の中心となる方式をRC4から、より安全性の高いAESへ切り替えることで、盗聴や改ざんへの耐性を高めました。家庭のWi‑Fiから企業ネットワークまで広く使われています。
利用形態には、共通のパスフレーズを使うWPA2‑PSKと、社内の認証基盤と連携するWPA2‑Enterpriseがあります。接続時にはハンドシェイクと呼ばれる手順で一時的な鍵を生成し、その鍵を使って以後のデータをAESで暗号化します。これにより、近くにいる第三者が電波を拾っても内容を読み取ることが難しくなります。
結果として、無線通信の機密性と安全性が向上します。現在は後継のWPA3も登場していますが、WPA2は依然として多くの機器で標準的に利用されています。十分な強度のパスワード設定や機器のファームウェア更新を行うことで、WPA2の効果をより確実に発揮できます。

