TQMとは
TQM(Total Quality Management)は、日本語で総合的品質管理と呼ばれ、製品やサービスの品質を企業経営の中心に据え、プロセスや仕組みを計画的に維持・改善していく考え方です。TQCで提唱された統一的な品質目標を経営戦略へ広く適用し、部門の壁を越えて全社で取り組む点が特徴です。
具体的には、顧客価値を起点に品質目標を定め、業務プロセスを標準化し、指標で測定しながらPDCAを回します。経営層のコミットメントの下で現場まで役割を明確にし、設計、調達、製造、サポートなど一連の活動をつなげて改善を継続します。
これにより、不良削減やコスト低減、納期の安定、信頼性向上が期待できます。TQMは、品質を手段ではなく経営の基盤と捉え、組織全体の成果を高めるための枠組みといえます。

