IT用語入門:スタック【あとから入れたものが先に出るデータ構造】

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スタックとは

スタックは、あとから入れたデータが先に取り出される性質をもつ、コンピュータでよく使われる基本的なデータ構造です。英語の Stack は「積み重ね」を意味し、データを順に積み、必要になったら一番上から取り出します。

イメージとしては、食器を重ねた山に近いです。新しく置いた皿が一番上にあり、使うときはその皿から取ります。途中の皿だけを抜くことは想定していません。

操作は主に二つで、データを積む push と、上から取り出す pop です。常に先に触れられるのは一番上(トップ)の要素で、この規則を LIFO(Last In, First Out)とも呼びます。

プログラムでは、関数やサブルーチンの呼び出し時に戻り先のアドレスや局所変数を一時的に置く領域として使われます。入れ子の処理と相性がよく、括弧の対応チェックや取り消し操作の履歴管理にも適しています。仕組みが単純で実装が容易なため、高速に扱えるのも利点です。