要件定義とは
要件定義は、利用者がそのシステムで実現したいことを出発点に、必要な機能や性能、制約を明らかにする工程です。「何を実現するか」を決める段階であり、「どのように作るか」は後続の設計で検討します。合意した内容は要件定義書として文書化し、関係者の共通認識とします。
検討は、業務の流れを利用者視点で整理する側面と、開発者視点でシステムが果たすべき振る舞いをまとめる側面があります。前者を要求定義、後者を業務要件やシステム要件と呼び分けることがあります。
開発手法により進め方は異なります。ウォーターフォールではプロジェクト初期に一度行い、仕様や設計の基礎にします。アジャイルでは試作品に触れながら繰り返し見直し、段階的に具体化します。
要件定義が適切だと、目的がぶれにくく、手戻りや機能の抜け漏れを減らせます。設計やテストの基準にもなり、開発全体の羅針盤として機能します。
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