個人識別符号とは
個人識別符号とは、文字や番号などの符号のうち、特定の個人を一意に識別できるものを指します。個人情報保護法では、これを含むデータは自動的に「個人情報」となり、同等の安全管理が必要です。
代表例は、運転免許証番号、パスポート番号、健康保険証の記号番号、住民票コード、マイナンバーなどの公的な番号です。指紋や顔、静脈、DNAといった生体情報をデジタル化したデータも該当します。
一方、クレジットカード番号や携帯電話番号、メールアドレスなど民間サービスの番号は、原則として個人識別符号ではありません。ただし、メールアドレスに氏名や会社名が含まれ個人が特定できる場合は、別の根拠で「個人情報」となります。
個人識別符号は個人を直接指し示す“鍵”です。取り扱いでは、収集・保存・閲覧の各段階でのアクセス制御や暗号化、最小限の保有が重要です。どれが該当するかを把握し、厳格に管理することが、プライバシー保護と法令順守の基本となります。

