IT用語入門:MVNO【自社回線なしで携帯サービスを提供】

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MVNOとは

MVNO(Mobile Virtual Network Operator)は、仮想移動体通信事業者のことです。自社で基地局などの通信設備を持たず、ドコモやauなどのMNOから回線を借りて、独自ブランドの携帯電話・データ通信サービスを提供します。いわゆる格安SIMの多くがこれに当たります。

背景には、回線の卸売り制度の整備と、スマホ利用の多様化があります。音声は最小限でデータ重視にしたい、タブレットはデータ専用で十分、といった需要に合わせた小回りのきくプランを設計できるのが特徴です。企業向けにIoT機器用の回線だけを提供する例もあります。

仕組みとしては、無線アクセスや広域のネットワークはMNOが担い、MVNOは回線を仕入れて料金設計、SIMやeSIMの発行、認証や課金、サポートを担当します。場合によっては自社のコア網を用い、トラフィック制御や付加機能を実装して差別化します。

このモデルにより設備投資を抑えつつ、低価格や柔軟な契約期間を実現できます。結果として利用者の選択肢が増え、業界では価格競争とサービスの多様化が進みます。MVNOは通信へのアクセスを広げ、健全な競争を促す存在です。

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