IT用語入門:マルチタスク【見かけ上同時に複数処理する仕組み】

PR
PR

PR

バナー

マルチタスクとは

マルチタスクは、コンピューターやOSが複数の処理を同時に進んでいるように見せる仕組みです。1つのCPUでも、作業単位であるタスクを少しずつ実行し、短い間隔で切り替えることで並行動作を実現します。

人が洗濯と調理を行き来するようなイメージです。実際は一度に1つずつでも、切り替えが速ければ同時進行に感じられます。シングルタスクは1つが終わるまで待ちますが、マルチタスクは待ち時間を別の処理にあてられます。

仕組みの要はタイムスライスとコンテキストスイッチです。OSが各タスクに短い実行時間を配分し、レジスタやメモリの状態を保存・復元しながら切り替えます。

制御方式には、OSが強制的に切り替えるプリエンプティブ方式と、タスクが自発的に制御を返すノンプリエンプティブ方式があります。前者は応答性に優れ、後者は実装が簡潔です。マルチタスクは資源を無駄なく使い、操作の軽快さを支える基盤技術です。

IT用語集一覧はこちら