損益計算書とは
損益計算書は、企業の決算書のひとつで、一定の会計期間に発生した売上と、それに対応する費用や損失、最終的な利益をまとめて示す資料です。企業の稼ぐ力を表す経営成績表であり、株式会社は会社法により作成と公開が義務付けられています。IT分野でも、事業への影響やKPIを読む前提として基礎知識が役立ちます。
イメージとしては家計の月次収支表に近く、期間内にいくら稼ぎ、何にいくら使い、結果としてどれだけ利益が残ったかを上から下へ順に示します。現金の出入りではなく、取引が発生した時点で記録するため、実態に沿った収益力を把握できます。
一般的には、売上高から売上原価を引いて売上総利益を出し、販売費及び一般管理費を差し引いて営業利益、金融収支などを反映して経常利益、特別項目を経て当期純利益へとつながります。期間比較や予算策定、価格設定の判断材料となり、投資家や金融機関の評価にも使われます。ITの会計連携やデータ設計でも、この区分を意識すると理解が進みます。

