IT用語入門:インシデント【事故には至らない予期せぬトラブル】

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インシデントとは

インシデントは、事故に至る前段階の予期せぬ出来事を指します。実害が発生したアクシデントとは区別され、ITではサーバの不調やサービス低下の兆候、誤設定、認証の失敗増加、侵入の疑いなど、運用やセキュリティに関わる幅広い事象を含みます。起きてから慌てるのではなく、早期に気づき対処する前提の用語です。

ITサービス管理では、インシデント管理が基盤となります。発見したら記録し、分類と優先度を決め、必要に応じてエスカレーションし、復旧までを追跡します。目的は、合意した水準にサービスを速やかに戻し、影響を最小化することです。記録や対応手順はナレッジとして蓄積され、次回の迅速な復旧や再発防止に役立ちます。

セキュリティ面では、情報漏えいの疑いなどに即応できる体制が重要です。連絡先や手順書、演習、事後の原因分析を整えておくことで、封じ込めと復旧が加速し、被害を抑えられます。まとめると、インシデントは早期検知と整った対応によって、システムの安定、サービスの可用性、そして事業継続を支える要素です。

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