IT用語入門:HDD(ハードディスクドライブ)【大容量データを保存する装置】

パソコンやサーバーに保存される写真、文書、動画などのデータは、ストレージ装置によって保管されています。
その代表的な装置が HDD(Hard Disk Drive) です。

HDDは大容量データを低コストで保存できるため、家庭用パソコンから企業のサーバーまで幅広く利用されています。

この記事では、HDDの仕組みや特徴、SSDとの違い、用途について分かりやすく解説します。


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HDDとは?

HDD(ハードディスクドライブ)とは、コンピューターやサーバーに搭載される主要なストレージ装置で、デジタルデータを長期間保存するために使用されます。

電源を切ってもデータが消えない 不揮発性ストレージ の一種です。


HDDの仕組み

HDDは内部の円盤(プラッタ)と磁気ヘッドによってデータを読み書きします。

動作の仕組み

  1. 磁性体が塗布された円盤(プラッタ)が高速回転
  2. 磁気ヘッドが表面に磁気信号を書き込み
  3. 必要なデータを読み取る

この磁気記録方式により、大容量データを保存できます。


HDDの特徴

✔ 電源を切ってもデータが消えない

長期保存に適しています。

✔ 大容量保存が可能

数TB(テラバイト)以上の保存が可能。

✔ 容量あたりのコストが安い

大量データの保存に最適。


HDDの主な用途

HDDは大容量保存が求められる場面で活躍します。

  • 写真・動画の保存
  • バックアップ保存
  • サーバーのデータ保管
  • NAS(ネットワークストレージ)
  • 監視カメラ映像の保存

企業のストレージシステムでも広く使用されています。


RAIDとHDD

企業やNASでは、複数のHDDを組み合わせる RAID構成 がよく利用されます。

RAIDの目的

  • データ保護(故障時の復旧)
  • 信頼性の向上
  • 読み書き性能の向上

重要データの安全な保存に役立ちます。


SSDとの違い

現在は、HDDとSSDが用途に応じて使い分けられています。

項目HDDSSD
記録方式磁気ディスク半導体メモリ
読み書き速度遅い非常に速い
動作音あり静音
衝撃耐性弱い強い
価格安い高い
容量大容量向き中容量向き

使い分け例

  • SSD → OS・アプリ(高速起動)
  • HDD → データ保存(大容量)

HDDのメリット

HDDの主な利点:

  • 大容量データを低コストで保存できる
  • 長期保存に適している
  • バックアップ用途に最適
  • RAID構成による信頼性向上

HDDのデメリット

一方で注意点もあります。

  • SSDより読み書き速度が遅い
  • 衝撃や振動に弱い
  • 動作音や発熱がある

用途に応じた選択が重要です。


関連用語

関連用語一言解説
SSD半導体メモリを使った高速ストレージ
ストレージデータを保存する装置
RAID複数ディスクで信頼性を高める技術
NASネットワークで共有できる保存装置
不揮発性メモリ電源を切ってもデータが消えない記憶装置

まとめ

HDD(ハードディスクドライブ)は、磁気ディスクを利用してデータを長期間保存するストレージ装置です。
大容量かつ低コストで保存できるため、家庭用PCから企業システムまで幅広く利用されています。

SSDに比べて速度や耐衝撃性では劣りますが、コストパフォーマンスに優れているため、バックアップや大容量保存用途で重要な役割を担い続けています。

HDDの特徴を理解することで、データ保存の仕組みやストレージ選択のポイントをより深く理解できるようになります。

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