IT用語入門:フォーラム標準【企業連合の合意で決める業界標準】

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フォーラム標準とは

フォーラム標準とは、複数の企業や団体が集まるフォーラム(コンソーシアム)での合意により定める技術仕様のことです。ISOやJISのような公的規格ではなく、業界内の合意で広く使われることを狙います。市場で優勢な製品規格が事実上の標準となるデファクトスタンダードと対比されます。

電気・電子分野のIEEEや、動画・音声圧縮のMPEGのように、関心企業が業種の垣根を越えて参加し、要件を整理しながら仕様書を作ります。相互接続試験や適合ロゴを設けて互換性を確認し、公開文書として配布するのが一般的な流れです。

共通仕様により重複開発が減り、研究開発から製造までのコストと時間を抑えやすくなります。一方で、標準の範囲内では製品の差別化が難しく、利用者にとっては価格が下がりやすい反面、機能の選択肢が狭まることもあります。要するに、フォーラム標準は参加企業の合意で互換性と普及を進め、市場全体の効率を高める仕組みです。