流れ図とは
流れ図は、作業や処理の手順、情報の流れを記号と矢印で表す図です。プログラムの流れや業務手順、問題解決の段取りを、だれにでも分かる形で示す代表的な方法です。文章だけでは追いにくい処理の順番や関係を、ひと目で理解できるようにします。
主な記号には、開始・終了を表す楕円、処理を表す長方形、条件分岐のひし形、入出力の平行四辺形などがあります。矢印で記号をつなぎ、処理の順序、分岐、繰り返しを示します。日本ではこれらの記号が JIS X 0121(情報処理用流れ図記号)として標準化されています。
流れ図を使うと、手順の抜けや無駄を見つけやすくなり、設計やレビュー、チーム間の共有が円滑になります。外部の関係者ともイメージを合わせやすく、要件定義やマニュアル作成、教育資料にも役立ちます。
一般に上から下、左から右へと流れを配置すると見通しがよくなります。流れ図は「処理の見取り図」と考えると理解しやすく、開発や業務改善の初期段階から完成後の保守まで、共通言語として重要な役割を果たします。

