コールドスタンバイとは
コールドスタンバイとは、システム障害に備えて用意した予備機を、ふだんは停止させておき、障害時に起動して業務を引き継ぐ冗長化の方式です。通常運用中は予備機を使わないため、待機コストを抑えやすいのが特徴です。
予備機は電源が切られているか、本番以外のテストに使われます。イメージとしては、普段は待機させ、故障したら電源を入れてサービスを立ち上げる流れです。日常的に処理を分担するわけではありません。
障害が起きると、予備機を手動または自動で起動し、設定の読み込みやアプリの起動、必要に応じてデータの同期を行います。再起動や立ち上げに時間がかかるため、切り替えの間は一時的にサービスが止まります。
常時稼働させる方式に比べて、機器やライセンス、電力などのコストと運用負荷を抑えられるのが強みです。一方で連続稼働は保証できないため、数分から数十分の停止が許容される業務に向きます。コストと可用性のバランスを取りたい場面で選ばれる方式です。

