IT用語入門:カレントディレクトリ【相対パスの基準になる作業中の場所】

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カレントディレクトリとは

カレントディレクトリとは、ディレクトリ構造をもつOSで、ユーザーが今まさに作業しているディレクトリ(フォルダ)のことです。コマンドやファイル操作で相対パスを解釈するときの基準点になります。

たとえばターミナルやコマンドプロンプトでは、カレントディレクトリにあるファイルは名前だけで指定できます。別の場所へ行くときは、基準からの道順を相対パスで書きます。慣例として今いる場所は「.(ドット)」、一つ上の階層は「..(ドットドット)」で表し、「./script.sh」は今の場所のscript.shを指します。

絶対パスはルートからの完全な場所で、カレントディレクトリに依存しません。相対パスはカレントが変わると指す先も変わります。cdコマンドなどでカレントを切り替えると、その後に実行するコマンドの対象も切り替わるため、思わぬ誤操作を防ぐには現在地を意識することが大切です。

カレントディレクトリを理解すると、短い指定でファイル操作やスクリプト実行ができ、作業効率が上がります。設定の読み込みやビルド、デプロイなど多くの場面で登場する概念です。基準点=今いる場所、と覚えておくと、パス指定で迷いにくくなります。