TCOとは
TCO(Total Cost of Ownership)は、製品やシステムを持ち続けるうえで、導入から廃棄までにかかる時間とお金の合計を示す考え方です。購入費だけでなく、使い続けるあいだの費用まで含めて、真のコストを捉えます。
ITの例では、サーバやPC、ソフトウェア、クラウドの契約などが対象になります。電力代や保守、サポート、教育、アップグレード、障害対応、停止による損失、最終的な処分費もTCOに入ります。見た目の価格が安くても、運用で高くつくことがあります。
TCOは、導入時のイニシャルコストと、運用・保守などのランニングコストに分けて見積もります。評価期間を決め、想定支出を洗い出して比較します。同じ条件で複数の選択肢を並べることが重要です。
TCOを用いると、長く使える機器や自動化への投資、クラウドかオンプレミスかといった選択を、総額で判断できます。短期の安さに惑わされず、計画的な予算づくりに役立つ指標です。

